はじめに
北海道の東に位置する釧路。美しい自然と歴史ある文化が詰まった魅力的な街で、アイヌの伝統が色濃く残るアイヌコタンは人気の観光スポット。また、雄大な自然を楽しむこともでき、釧路湿原の広大な景色や、タンチョウ(鶴)が飛び交う姿はまさに北の大地ならではの光景です。今回は、2つの記事にわたり、釧路の歴史や文化、食、そして自然の魅力をたっぷりお届けします。一緒に北の大地を満喫する旅に出かけませんか?
目次
- アイヌコタン:釧路で辿るアイヌの伝統
- 釧路湿原:北の大地ならではの大自然
- 和商市場:ご当地グルメの勝手丼を頂く
- Part2へ続く
アイヌコタン:釧路で辿るアイヌの伝統
釧路近郊に位置するアイヌコタンは、日本最大規模のアイヌ集落の一つで、観光スポットとして人気です。その歴史は、アイヌの伝統的な集落の再現を目指して昭和初期に始まり、今日では貴重な文化体験の場となっています。アイヌ独特の伝統工芸品や民族舞踊を楽しむことができ、アイヌ文化の深みを感じられます!
↓アイヌコタンの画像。3月だったこともあり、観光客が少なく、ゆっくりと散策できました。

↓アイヌコタンには木彫りがたくさん!中でも「熊ボッコ」は限られた木彫り職人さんしか彫れない代物で、人気が高いのだとか。

釧路湿原:北の大地ならではの大自然
釧路湿原は、日本最大の湿原であり、自然の宝庫です。この広大な湿原は、豊かな生態系を育む場所となり、湿地特有の植物や動物たちが生息しています。丹頂鶴をはじめとした多くの野鳥が訪れ、自然観察のスポットとしても有名です。また、四季折々の風景が楽しめ、春には新緑、秋には美しい紅葉が広がります。湿原内を巡る散策路や、カヌーでの探検も可能で、自然と一体化した体験を味わうことができます!
↓釧路湿原細岡展望台。望遠鏡を持参して行ったため、様々な鳥を目にすることができました🦢

↓釧路湿原に向かうため”SL冬の湿原号”に乗車。全席指定席のため、予約必須!狙いの座席がある方は早めに予約したほうがいいかも。

和商市場:ご当地グルメの勝手丼を頂く
釧路の台所とも呼ばれる和商市場は、新鮮な海産物と地元の活気を感じられるスポット。ここでの名物は「勝手丼」。市場内のお店を巡りながら、自分好みの海鮮を選んで、丼にのせていくスタイルです。
ぷりぷりのイクラ、甘みが際立つホタテ、とろけるようなウニ――どれを選んでも絶品!あなただけのオリジナル丼を作る楽しさも格別です。筆者のおすすめは”普段食べられないネタ”を頂くことです。市場の店員さんに伺い、今回は「八角」、「ホッケの刺身」、「カマトロ」などを頂きました!
↓佐藤商店さんで勝手丼。知らないネタについてもご親切に教えてくださりました。

↓美味しくいただきました。

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